コロナウィルスが全世界を駆け巡っている。
旅行を自粛して旅行業者は大打撃を受けている訳だがスェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんが旅客機で移動することは多くの燃料を使い地球温暖化に加担していることだとして『飛び恥』と表現している。
そして自らもヨットで世界中を移動していることは周知の事実である。
世界中で起きている紛争や戦争でも多くの石油が浪費されている。防衛のために飛ばす訓練飛行のジェット戦闘機でも1回の飛行に何百リットルという燃料が消費されると聞いたことがある。
自国では収穫出来ない野菜や果実などを他国から輸入することにも船や飛行機を使い多くの燃料を消費する。
ない物を金を掛けてでも手に入れるという今までの流れではそれが正当性を持っていたが地産地消の方向に戻して行けば輸送量の節減になることに違い無い。
食料だけに限らずあらゆる物資が国際取引されて世界の経済が成立しているがそのための輸送に掛かる燃料は莫大なものである。
地球温暖化の対策も含め世界の経済の流れ、人の流れ、システムの全てが見直されるべき時が今、来ているのだと思う。
そういった意味で今回のウィルス騒動は人類全体の今後のあり方に対する問題提起であると思う!