東日本大震災が起きた年。
ある神職の方のお話を聞いた。
あの災害は確かに甚大であった。
しかしもっと大きな被害が起きていた可能性もあったということである。
それはどういう事かと言うと神職や僧侶などの聖職者が我が国や世界の安泰を毎日祈願している。
そのことが天に通じて本当はもっと大きな被害があった所をあのレベルで留まってくれたという見方を示された。
そしてその神職者が言うには『今、足りないのは祈りである。日本人も世界の人々ももっと多くの人たちが真剣に世界の平和や安泰を祈らなければならない』『祈りが足らないと次の災害の被害はもっと大きくなるだろう…』
今の自分を取り巻く環境や置かれている立場はその本人の生きてきた過程に因がありその結果が今の自分であると教えられたことがある。
今の混沌とした世界も政治家が悪いとか誰かのせいにしがちである。
しかし人類の一人一人の責任で今の世の中が創られていると考えるなら他人のせいにすることなく全人類が幸せになれるように一人一人が真剣に祈る時が来ているのではないかと思う。