前回のブログでも書いたのですが、今までに多くの神社、寺院に奉納を続けてきました。
昨年、還暦を迎えふと降り返ってみた時に肝心な自分の身近な神社と寺院にまだ奉納をしていましと気がつきました。
出生の時、死にかけていた僕に生きながらえると言って頂いて名前を付けて頂いた千手院、檀家の寺院の林幽寺には先月(3月)の21日に奉納をさせて頂く事が出来ました。
そしてもう一つ残っていたどうしても奉納をしておきたい産土神社である国造神社へ4月11日に奉納することが出来ました。
奉納に際してまずはその希望を氏子総代の方に相談をしました。そうすると春の例大祭があるのでそれに合わせての奉納がいいのではないかと提案されました。前回の2カ所の奉納を含め3つの大切な奉納は時を空かずして行いたかったので良い時期に巡り合い願ったり叶ったりでした。
例大祭の初日である11日にお祭りの始まりを祝う祝詞奏上に続き、奉納式を行って頂きました。
僕の奉納の為に新たな祝詞を奏上して頂き、還暦の祝う言葉も上げて頂きました。自分の名前が3回も祝詞の中で読まれ、これほどまで手篤つく扱って頂けることに魂が震える思いでした。
宮司さんはじっくりと奉納の作品を見られ、僕の写真の説明にもじっくりと耳を傾けて頂きました。
そして思いやりのあるお言葉を頂くことが出来ました。
このような手厚い扱いを受け宮司さんには感謝の気持ちでいっぱいになりました。
写真の撮影地は金沢市内で僕の大好きな瀬織津姫神社からほど近い場所です。画題は「神界門」です。
ご祀神である大国主命のイメージと重なる作品を選びました。
国造神社は町中にあり、それほど大きな神社ではありませんが風格がありご神木の大木もあります。
小学生の頃、友達と遊ぶお気に入りの場所でした。“だるまさんが転んだ”とか“缶蹴り”、“鬼ごっこ”などをして遊んだ思い出深い懐かしい神社です。
創建は古く751年という事です。ご祀神は大兄彦命(おおえひこのみこと)、大国主命です。