6月の作品展に向けての準備をしています。
以前にも書いたように今回は今までの総決算のような回顧録展にします。
思い出や思い入れの強い作品を選定しています。
まず最初に思い浮かんだのはこの写真!
1999年に屋久島を旅した時に撮った写真です。この頃はまだフィルムでした!
旅の終わりに出会った風景…
人との出会いも素晴らしく、この旅の事を本にまとめて出版しようと決意した場所!
時間を掛けて編集、整理をして写文集として翌2000年に出版したのがこの本です。
東京、名古屋で20年間、サラリーマンをしていたのだが不治の病で入退院を繰り返している母親の事が気になって金沢に帰って来たのが2004年。
一年間、看病をして最期を看取ることが出来ました。
そんなとき、いつまでもくよくよしていないで作品展でもしたらどうかと声を掛けられたのです。
2000年の12月金沢の犀川沿いにあるビルの2階、忙中閑有というギャラリーで初の個展を開きました。
写真家としてのスタートでもありました!
その時、出版した書籍に使った写真を中心に展示をしたのです。
屋久島を旅した事、個展をしたこと、そして亡くなった母親の事を思い出す大切な一枚なのです!