2023年10月1日
念願であった白山中居神社への奉納を行う事が出来ました。
この白山中居神社は景行天皇の御世に伊弉諾尊、伊弉冉尊を祀ったのが始まりとされています。
その後、泰澄が社殿を修復し、社域を拡げました。
泰澄大師が開山した白山ですが、頂上に至る禅定道が石川県、福井県にもあります。
この神社のある岐阜県からも禅定道があり、長滝から出発しこの石徹白を経て白山へと至ります。
石川県の白山比咩神社、福井県の平泉寺白山神社には以前、作品を奉納させて頂いたことがありますがこの白山中居神社への奉納も悲願であったのです。
石徹白は、石器土器が出土されていることから縄文時代から人々が生活していたとされているところです。
以下の写真は拝殿や周りの風景です。
こちらの神社の方針として伊勢神宮に倣い特に厳しい規則があります。
奉納についても個人の営利や宣伝目的に繋がるような事は一切許されません。
途中の経過の記録写真も禁止されていましたのでここで紹介する事が出来ないのは残念です。
奉納においては僕の歌う〝あわうた〟に祈りのパートナーである実把さんが舞い、親友である楽謝美紀さんが楽器を奏でてくれました。
最後に石徹白洋子宮司を囲んで記念撮影をさせて頂くことが出来、とても有り難い想いでした。
ここは社殿が設けられる以前から磐座信仰があった場所で縄文を感じる場所でもあります。
宮司さんの説明を聞いていて伊弉諾と伊弉冉を自分が強く感得していたことに確信を持つ事が出来ました。
作品は彩雲がかかった白山を撮影した物です。
タイトルは〝陰陽統合の光〟です。
とても相応しい言葉が浮かんで良かったと思います。
奉納を終えた後、社殿より奥に向かった場所にある石徹白の大杉にもご挨拶をして帰路に着きました。
素晴らしい奉納を沢山の方々の協力の下、無事に終える事が出来て感謝いたします。