9月21日、フォトサークル幻の撮影会は白山市・鶴来にある樹木公園(正式名:石川県農林総合研究センター林業試験場)で行いました。
この公園は春のサクラ、カタクリなどの撮影に来るお気に入りの場所です。
撮影の目的はヒガンバナです。snsではどこも全般的に開花が遅れていると有りました。心配だったので事前に電話で確認をしておいたところ、いつもより少なめだということでした。
来てみるとある程度の数が咲いていたので安心しました。
撮影を開始したのですがどうも思った赤色が出ません!色が鮮やかに出る〝雅〟という撮影モードにしていたのですが赤が潰れるので〝鮮やか〟設定を変更しました。(1カット目→2カット目)
すると色が穏やかになったのでこのモードでいく事にしました。
公園内の様子と撮影風景です。
ヒガンバナは広がりがあり、どこにピントを合わすかが難しい花の一つです。
オーソドックスな構図から作品的に表現する方法を模索していたメンバーから質問され、前回に引き続き僕の写欲に火が付きました!
小さな花とヒガンバナの2回多重露光をどうしたら良いかという質問で作例を示しました。
1カット目の花と2カット目のヒガンバナを多重露光で掛け合わせて3パターン作って見ました(3〜5カット目)
ヒガンバナを真上から俯瞰して3回の多重露光で表現して見ました。
1〜3カット目を掛け合わせたのが4カット目です。すこしずつ回転しています。
曼陀羅のようなイメージで作って見ました。
地面のグリーンを活かし、蕾を含んだ3様の花を取り入れて見ました。
他の場所にも咲いている場所があるのを思いだして移動する事にしました。
途中に咲き始めのツルボが目に留まり、みんな夢中で撮影し始めました!
次は目的の小さな小川が流れている土手です。
期待していたとおり数本のヒガンバナが咲いていました。
川面に咲いているヒガンバナ(i phoneで撮影)したのが1カット目、背景をぼかして撮影した物が2、3カット目です。
小さな滝のような流れの手前にあるヒガンバナ(4カット目)の場所を選んで水の流れをぼかして多重露光で表現して見ました(5カット目)
今回は参加メンバーが少なかったのですが同じ被写体をどうやって表現するかを勉強会の様な形で行う事が出来て良かったです!
先ほどの白い花とヒガンバナの掛け合わせた多重露光のカットは3人とも違った表現で面白いので次回の作品展で〝三人三様〟というタイトルで展示することにしました!
撮影会を終えて近くの白山比咩神社駐車場にある〝茶処 善与門〟でお蕎麦を食べました!
デザートの小豆入りソフトクリームもみんな大満足でした!